豊橋駅や街中でやたらと見かけた「鬼まつり」の文字。どうやらこの時期、年に一度の奇祭が行われるらしいのです。それも、1000年以上の歴史を誇る国重要民族無形文化財に指定されている由緒正しい祭りだとか。
だっだ~ん、ぼよよんぼよよん
豊橋駅の構内に鎮座する赤鬼さん。おっぱいのあたりとか、どこか女性っぽさを感じさせるんですよ。昔のピップエレキバンのCM♪だっだ~ん ぼよよんぼよよん♪を思い出しちゃった。たまたまですが、御朱印をもらいに行ったのが、このお祭りが行われる安久美神戸神明社(あくみ かんべ しんめいしゃ)で、神職の方にお祭りのことを聞いてみたのです。そしたら、鬼には性別がないそうで、男性でも女性でもないとのこと。
怒るとこわ~いお母さんっぽくも見えますよね。そのうえ、身体を縄で縛られていて、ちょっぴりSMチック。でも、これにはワケがある。お祭りの内容と関係しているよう。
見せ場が、赤鬼VS天狗の攻防戦で、天狗に懲らしめられた赤鬼が厄除け用のタンキリ飴を配るために市中を回るらしいのです。おそらく、縄で縛られたのは懲らしめられたからですね。どんだけガッツリ縛るねんっ!とツッコミたくなりますけど。
そして、神社の境内で赤鬼VS天狗の見せ場が終わったら、大量の粉が撒かれるらしく、その粉を浴びることが無病息災につながるとのこと。撒く粉の量、なんと1トン!(by 神職さん)
今回は1泊のため、見られず残念……
出張+1泊のため、残念ながら鬼まつりは見ることができず……。駅ビルの土産物屋さん、老舗のヤマサちくわ店で見つけたユニークな商品。色つきかまぼこをベースに、目はちくわ+ぎんなんやグリーンピース。地元に愛されるお祭りであることが、よくわかりました。いつかまたチャンスがあれば!